電動介護ベッドの安全なご使用方法
取扱説明書を読みましょう
●正しい使用方法を知らないと、思わぬケガをする恐れがあります。
●介護を受ける方はもとより家族等も取扱説明書を読みましょう。
●症状によっては、ベッド操作(背上げ・膝上げ・昇降)をすることが症状に適さない場合があります。使用に際し不安のある方、治療中の方は、医師に相談の上ご使用しましょう。
手元スイッチはここにかけて!
●手元スイッチを上図の位置にかけないと、無意識にスイッチに触れて誤操作する恐れがあります。
●手元スイッチは上図の位置にかけましょう。お使いになる方の理解度が低下している場合は、手元スイッチを手の届かないところにおきましょう。
キャスターのストッパーは固定して!
●キャスターが固定されていないと、思わぬケガをする恐れがあります。
●キャスターは必ず固定しましょう。
うつ伏せで背上をげしないでください
●うつ伏せに寝た状態での背上げは関節を逆に曲げることになり、けがをするおそれがあります。絶対に行わないでください。
●頭側、足側か反対の状態で寝ないでください。
1人用の設計です
●電動介護ベッドは1人用の設計になっています。2人以上ではご使用になれません。
ベットの高さは適切な位置に!
●ベッドの高さが高いと、乗り降りの際に転倒する恐れがあります。
●ベッドの高さは常に低めの位置か、もしくは介護を受ける方に適切な(端座位姿勢のとれる)高さにしましょう。
移乗の際は高さを合わせて!
●介護を受ける方の移乗時に、ベッドの高さが合つていないと、無理をして思わぬケガをする恐れがあります。
●介護を受ける方を移乗させる際は、ベッドの高さを調節し、移乗しやすい高さに設定しましよう。
整理整頓を!
●ベッドの周辺が乱れていると、思わぬケガをする恐れがあります。
●ベッド周りには、不用意に物を置かないようにしましよう。
動くものにつかまリ歩行はやめましよう!
●動くもの(キャスター付のテーブルなど)を支えにして歩くと、滑って転倒する恐れがあります。
・ベッドサイドテーブル
・オーバーベッドテーブル など
サイドレールや手すりの点検を!
●点検を怠ると思わぬケガをする恐れがあります。
●次の点を定期的に確認しましょう!
・抜差しはスムーズですか?
・極端ながたつきはありませんか?
オーバーテーブルの注意
●オーバーテーブルがサイドレールにしつかりはさまっていることを確認しましよう。
●オーバーテーブルの位置が不安定な場合はテーブルの位置を変えるだけでなく、サイドレールの位置にも注意しましょう。
●オーバーテーブルをヘッド・フットボードに掛けている時は、手をついたり寄りかかったりしないように注意しましよう。オーバーテーブルが不意に外れて転倒するなどの思わぬ事故が起きる可能性があります。